黒と白の心象風景を求めた、敬愛する書家関口正神が逝って早十七年。 かつて正神の書を後世に残すことを約して、テーマをもった五回の書展を大崎ウエストギャラリーで企画しました。 しかし残念ながら計画は四回で頓挫いたしましたが、七十五点の作品を託されました。 今春代表作を含む百数十点を、三百年後までタイムカプセル館に永久保存させて頂く事をご遺族に懇願し、実現する事となりました。 保存しつつ公開することは、ギャラリーにとっては難しい課題でありますが、今年度は道元禅師の全紙十六枚に及ぶ歌の大作をはじめ、三十数点を展示いたします。 この機に多くの皆様に、関口正神の高い心象風景をご覧いただければ幸いです。
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